時間を分かち合う:官能の線と色

JUGEMテーマ:アート・デザイン

 

「庭と冒険」編集家 中西寿道です。
台風24号接近ということで、様々なイベントが中止になる中、9月29日土曜日は、噂の「カメラを止めるな!」を見た後、お土産のお菓子を持って、渡邉 野子(Naoko Watanabe)さんの個展に行ってきました。

 
 
(一緒に並べるな!って 笑)

 
地下鉄丸太町を降りて開催するギャラリーを探して歩くこと、5分少々。近隣には気になっていたシェアホテルも発見したり、いい環境です。
到着して、バーンと目に入る紫の作品。抽象画って言えばこれだ!って感じ。その横は金色も気になる。でも、よく見ると、何やら見えてくる官能の世界!?油絵具のしたたりや、テクスチャーと筆運びのストローク。
作品全景は是非、ギャラリーで体感して欲しいのですが、こうした画廊やギャラリーでは、作品は販売されています。大きめの作品で、150万円。
大きさで絵の値段を決める方式があるのですが、中西的には反対です。
絵画の価値(少なくとも渡邊野子作品は)は、見えない部分の深度と時間の掛け算でエネルギーを秘めているか。そしてギャラリー側にも同様のチャージが必要だと思っています。
手のひら大の小さい作品でも200万円。30mでも8万円という考え方で、アート&ビジネスを考えるとどうだろう?
最後に渡邊野子さんに作品集を見せて頂きました。想いもよらぬシンプルで質感のある線の作品がありました。その先に、この作品が生まれていることに興味がわきました。

それにしても、オンラインのZOOM対話などで交流もある共通の知人も東京からお仕事で大阪に来ていたとかで登場したり、リアルのギャラリーって場は面白いです。

 

 

来るときに見た、「ツナグ」って書いてあったシェアホテルのぼんぼり?をぼんやり思い出し、シェアとも感覚の違う「時間を分かち合う」という考え方を官能の線と色に意識を向けて、台風の前で静まる京都で考えた一日でした。

 

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渡邉 野子(Naoko Watanabe)

Gallery G-77 渡邉野子展「GLITTER」